アロマ・香りには、古代~中世~今に至るまで、人々の生活に携わってきた数々の歴史が存在いたします。
中世ヨーロッパのハンガリー王妃エリザベートは70代の頃に隣国の20代の王子から求婚され、その時に愛用していた「ハンガリアンウォーター」は「若返りの水」としてアロマの歴史に刻まれる有名なものとなりました。
今回は、この「ハンガリアンウォーター」をご家庭で簡単にできるレシピにてご紹介して作成してまいります。
ハンガリアンウォーターの大元となります「チンキ」は、ハーブをアルコールに漬け込んで有用成分を抽出したもので、化粧用、飲用、薬理用、入浴用等、多様な使い途があります。
そして、精油ともハーブティーとも異なった特有の世界観が広がるメディカルな芳香を備えています。
チンキが出来上がる迄には2-3週間を要します為、その間は、若返りの象徴ローズマリーの香りを基調としたロールオンコロンでお楽しみいただきます。
中世歴史の香りを楽しんで頂く機会になれましたら幸いです。