《 頑なさと黄金葉 》

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季節を待つ紫陽花の中に、
黄金葉という名称の立て札。

正面からは黄金色に見えず、
少し角度を変えても同じ。

名前のような黄金色を見たい！

撮り続けても状況変わらず。

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黄金とは名ばかり。諦めて境内一周。

諦めたふりの未練満点で、
自分をそこから一度引き離しました。

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一周して再び黄金葉のもとへ。

着いたのは、黄金葉の後ろ側でした。

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…黄金色！？

裏手側から葉を見た時、
かざす光の具合も相まって、
淡い金色に輝いて見えました。

執念の妄想で、そのように見えたのかも(笑)

カシャカシャ撮って内心満悦。

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思えば、見方が頑なで、
角度を小手先しか変えていませんでした。

花葉の裏側にまわって撮ってはならない。
裏を覗くのは、お行儀がよくない。

してはいけない。こうするべき。

自分の中の決め事で生じる自動思考。

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心理学的に、
思い込みの思考を変えていくには、
幾度もの反復練習がよいそうです。

お決まりの思考を緩めても
悪い事はそうそう起きない、
棚牡丹な発見があるかもしれない。

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反復練習、時代問わず着実な手法。

今回の題材は、黄金葉でした♪

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ケースバイケースですが、
頑なさを緩めたい時の香りです。

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〈 ブレンド比率 〉

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