ー精油紹介ー
各々の精油の特長と共に、
お勧めのメーカーをお伝えします。
気になる香り、試してみたい香り、
ブレンド選択のご参考になれましたら幸いです。
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《フラゴニア》
「この香りは…」
初めて嗅いだ時、少し当惑します。
既存に置き換える擬似表現が、見当たらないのです。
そして、分からないながらも、
段々病みつきになる興味深さも特長です。
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お店の方が「精神的トニック剤になってくれます。」
と教えてくださり、
その言葉に妙に納得したのを覚えています。
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抗菌の鉄壁ティートリーの親戚にあたりますが、
ティートリーのような薬品臭はないです。
ティートリーを苦手とする方は、
薬臭くない代役にお勧めです。
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1.グリーン調の花
2.若めの柑橘
3.清涼ある葉樹
4.カンとした重さの木部
5.ピリッと走るスパイス
6.甘苦い樹脂
7.妖艶なオリエンタル
精油の7カテゴリー全てが隠れ合わさった香りです。
凄いのは、それらがケンカせず、
独自のフラゴニア香として成り立っている事です。
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複雑故に、
正解が分からないのもフラゴニアの特長ですが、
個人的にこれが正解と思えたのは、
アロマオブオーストラリアのフラゴニアです。
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多種の香り成分で凸凹する事なく、
率直に「あーいいにおい」と感じられます。
山火事からの復興を願い、残されたものを祝福し、
無理強いなく作られた生産者さん達の思いが、
このフラゴニア香の魅力に繋がっています。
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精油の正解の一つは、背景含めて
「あーいいにおい」と感じられる事、
そう教えてくれた香りです。
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※無理ない生産上、
欠品が続く可能性をお含み置きください。